3/3(土)に日経電子版テクノロジーセクションにて、下記記事が掲載されました。
http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A88889DE1EBE0E0E7E4EBE2E2E3E2E1E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E5E2E0E0E2E3E0E4E7E2E5
3/3(土)に日経電子版テクノロジーセクションにて、下記記事が掲載されました。
http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A88889DE1EBE0E0E7E4EBE2E2E3E2E1E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E5E2E0E0E2E3E0E4E7E2E5
東北スカイビレッジのCGアニメーションがYouTubeにアップされました。
http://www.youtube.com/watch?v=hBuqiKGfP2M
名取市の漁港収納型以外にも、その地域のニーズをに応えた様々なバージョンのスカイビレッジを提案していければと思います。
(クオンタムリープ 平内 優)
世界が注目するまちに
スカイビレッジのかさ上げ部分には食品加工場、冷凍庫、配送センター等の設備や、ショッピングモール、イベントホールなどを入れることが考えられます。オンリーワンのまちづくりを目指し、地元の方々の活発な議論が始まりました。
(クオンタムリープ 平内 優)
見えてきた まちのイメージ
12月9日に開催された「第1回閖上復興まちづくり推進協議会」において、スカイビレッジを組み込んだまちづくりのイメージが示されました。防潮堤の建設や住宅地のかさ上げ等の対策を行っても、港、漁港はどうしても海に向かって口を開く形になります。その漁港をスカイビレッジに収納し、スカイビレッジが船の舳先のように防潮堤の切れ目から侵入してきた津波をかき分ける構造です。
(クオンタムリープ 平内 優)
11月28日に宮城県名取市で開催された「閖上(ゆりあげ)復興百人会議」において、佐々木市長がスカイビレッジを組み込んだ復興プランを検討中であることを表明しました。海岸線から平野部が広範囲に広がる同地区では、高台移転ではなく、沿岸付近に安全に住み続ける方策を検討しており、スカイビレッジを船の船首に見立て、後背地に縦長にかさ上げされた住宅地を作るプランが有力であるとのことです。万が一の大津波の際にも、スカイビレッジが波をかき分け、直撃を防ぐ一体構造です。スカイビレッジも海にせり出した漁港収納型が検討されています。スカイビレッジが具体的に復興計画に組み込まれた最初の例となります。
(クオンタムリープ 平内 優)
東北スカイビレッジ構想は、大手ゼネコン、水産加工会社、運送会社、アミューズメント施設運営会社などの企業幹部の方々に聞いて頂き、それぞれに強い関心を持っていただきました。津波ですべてを流されてしまった地域の復興施策にスカイレジが実現すれば、元の住民の方々が安心して暮らせる場が確保できるだけでなく、新たな雇用、住民を生み出すことができます。漁民や水産加工業者の方々が仕事に戻り、さらにフィッシャーマンズワーフのように海産物を様々なスタイルで提供するレストランを集約すれば、全国、いや世界から多くの観光客を呼ぶことも可能です。コンクリートで囲まれた3層の空間は、生産工場、農業工場、ショッピングモールやイベントホールにも利用できます。企業の方々はこれができればテナントとして入ることを検討したいと言っていただけます。ただし、200億円以上かかると見積もられる海抜20メートルのかさ上げ部分の大部分が(自ら負担することなく)復興事業で建設できれば、という条件付きで。
農水省、国交省の皆さんとも意見交換してきました。沿岸平野部におけるソリューションとして評価は頂いたものの、「他の省庁」、「地方自治体」および「民間」との関係が問題になるだろうとの指摘を受けました。全部がわが省の管轄ではない。地方自治体が復興計画に入れ込んでこれでやりたいと旗を立てなければ始まらない。全部が公共事業ではないだろう。リードする民間企業はいるのか?と。
民間企業は公費を期待し、役所は単独では仕切れない。実現へのハードルの高さを思い知らされますが、皆さんのおっしゃっていることは、それぞれのお立場を考えればもっともなことで、ここは粘り強く、一つひとつ課題を解決すると覚悟を決めるしかありません。そして何よりも地方自治体と住民の方々に「これで行きたい」という意思表示をしていただくこと。「どこでどのように」が具体的になると、大玉が転がり始めると思います。いい所まで来ています。また次の報告で。
(クオンタムリープ 平内 優)
私が迫さんの「東北スカイビレッジ」構想を初めて聞いたのは、震災から一か月ほど過ぎた頃。もともと迫さんとはクオンタムリープが主催する「農業共生型都市勉強会」-日本の技術と日本人の感性を盛り込んだスマートシティを考える会-のメンバーとしてお付き合いさせて頂いていました。日本と中国で自然と共生した「コンパクトスマートシティ」のモデルケース建設と、その世界展開の事業化を目指し、スタディを続けているところにあの震災。数週間後、「ぜひ聞いてほしい」と切り出した迫さんのプランを聞いたときの私の率直な感想は、「できれば確かにすばらしい。でも、本当にできるかな」というものでした。しかしながらその後他に際立ったプランと巡り合うことも無く、ひょっとしたら他にやりようがないのではないかという思いに傾き始め、その思いは迫さんと一緒に宮城県名取市の沿岸地域を訪れた際に確信に変わりました。
20メートルのコンクリートの地盤構造物の建設に、三階建て構造物(3層で約9万平米)の基礎的な構造建設も含めると、200億円強かかると見積もられています。それが高いのか安いのかは、色々な見方があると思いますが、少なくとも何百億円も投じて沿岸に防潮堤を巡らしたり、盛土をして少し安心な住宅地を造ったり、またわざわざ山を削って沿岸からの移住地を造成したりするよりは、スカイビレッジの方が余程自然と共に心豊かに暮らせるのではないでしょうか。また遠方の高台住居からの沿岸へのアクセスコスト、上下水道、ガスなど毀損していない地下インフラの再利用、かさ上げされ、津波や液状化現象の危険から守られた住宅地の価値上昇などを考えると、結果的には安上がりなプランと成り得ます。
さて、被災地の復興プラン作成を請け負っているわけでもない我々がこのプランを受け入れてもらい、実現に漕ぎつけるためには、サポーターを増やしつつ、様々なハードルを乗り越えて行かねばなりません。9月20日、21日に開催したアジア・イノベーション・フォーラム(クオンタムリープ主催)においては、「東北スカイビレッジ」を東北復興、日本再生の具体的プランとして取り上げました。前日に完成したCGも披露され、パネリストや参加者との間で活発に意見が交わされました。スカイビレッジサポーターの輪が一気に広がった瞬間でした。
http://www.youtube.com/user/quantumleaps#p/c/0C2FB6D3BAAE6AE7/3/SH-99beaeSE
つづく
(クオンタムリープ 平内優)
津波被害にあった地域の復興計画は、「沿岸低地部から高台への移住」と、「より高く堅固な防潮堤で沿岸を囲む」という、いわば「土木的ソリューション」が基本になっています。しかしながら、被災地には高台の無い沿岸平野部もあります。また住宅の二階くらいの高さの防潮堤で沿岸を囲むことが、囲まれた沿岸の景観や、大津波への防御策として本当に良いのか、疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
「建築的ソリューション」を盛り込んだ独自の復興プランを提案し、実現に向けて精力的に動いている建築家がいます。北京で建築設計事務所を経営し、華僑ならぬ和僑会の中心メンバーでもある迫慶一郎さんです。なかなか復興が進まない被災地の状況に胸を痛め、遠く離れた中国からでも「自分にでもできることが何かあるはず」と「東北スカイビレッジ構想」― 従来のように土木工事で環境を整えた上に建築物を作っていくのではなく、土木と建築を融合した大胆なプランを提言しています。

http://www.aif21c.com/report/111107TSVdigest.pdf
イラストを見てあの「天空の城ラピュタ」を思い浮かべる方も多いと思いますが、直径2百メートルの卵形の地盤を海抜20メートルまで持ち上げ、その上に住宅、公共施設等を建築します。地盤部は周囲をコンクリートで囲まれ、内部は三階建ての公共施設や商業スペースに活用できます。もちろん、一つひとつの「島」はエネルギー効率を高めた、自然と共生するコンパクトスマートシティとなります。
また同様の構造で大規模なエンターテインメント施設や、ショッピングモール、マリンリゾートホテルなどを組み合わせて、新たな産業、雇用を創り、世界中から人を呼び込むエンターテインメントアイランドも建設可能。マイナスからゼロに戻すのではなく、世界が注目する新たな街づくりを目指せば、知恵も元気も出てきます。
クオンタムリープは迫さんの提案した「東北スカイビレッジ構想」に賛同し、実現に向けて活動してゆきます。このコーナーでは、私たちの取り組みを皆さんに報告しつつ、実現に向けての皆さんのご意見をお聞かせ頂く場にしていきたいと思います。「こうしたらもっとよくなる」、「こうすれば実現に近づくのでは?」といった意見をドンドンお寄せ頂ければと思います。よろしくお願いします。
(クオンタムリープ、平内優)